明日から仕事がお盆休みに入るので、ちょっと考えてみようかなと思っています。
東ラ研タスク管理分科会のひとみさんのポスト 【考え中】なぜタスク管理方法を探し続けているのか? から、理想のタスク管理ツールはなんだろう?と自分なりに考えてみるのも面白そうだなというのが発端。
今のところ自分のタスク管理ツールについてはOmniFocusで間に合っていて、具体的な不満はほとんどなかった訳ですが…
(特に最近の予測ビュー周りの機能追加でiOS版が凄い使いやすくなったし…)
でも、実際のところ、ツールを使いこなせていないと思っているから不満として挙がっていない状態だったり、ツールの方言に合わせているから問題ない状態だったりしないのかな?と、改めて自分のタスク管理について見直してみる必要がありそうな事に気づきました。
そんな訳で、ひとまずGTDの各ステップに基づいたユースケースから、どういうツールがいいのかな?という事を考えてみようと思っています。
- 収集
- 処理(見極め)
- 整理
- レビュー(見直し)
- 実行
ということで、全部で五回予定の初回ということで「収集」について考えました。
まず原典に立ち戻って「収集」の具体的な手順からユースケースを考えます。
「収集」そのものは全く複雑ではなく、はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
- 物理的に集める
- 頭の中での収集 — 意識の大掃除
前者は文字通り「物」を集める。後者はトリガーリストを使って「気になること」を紙などに書き出す作業になります。
ここで既存のツールの例でOmniFocusでの「収集」に関連する機能を見てみると…
どこの画面からでも、ワンタッチでタスク(アクション)追加ができます。
これはやっぱり最低限欲しい機能だと思います。
落ち着いて「収集」をやる場面に限らず、ぱっと思いついた時に入力出来ないのはストレス(^_^;)
アクションタイトルだけ入力でINBOXに入ります。
コンテキスト・プロジェクト・期間なども一緒に入力可で、その時はINBOXをスルーして直接それぞれのコンテキスト・プロジェクトに投入(収集→処理をすぐにやってしまうイメージ)することができます。
この簡易処理みたいな機能も、やること理解出来てて即時取りかかりたい様な場面を考えるとやっぱり欲しいですね。
iPad版でも同様に、クイックエントリから入力可能です。
右上の「+」からは、各ビューに応じて微妙にメニュー内容が変わる(予測ビューの場合は、選択している日付に期限を設定したアクション追加が可能。プロジェクトやコンテキストのビューでは、プロジェクト追加とかコンテキスト追加とかの操作とクイックエントリが選択できる)のですが、これは「処理」の時に必要な機能な気がするのでここでは割愛します。
ということで、他のタスク管理アプリはあまり使っていなかったりするので比較評価ができないのですが…
まぁ、だいたい新規タスクの「テキスト」を追加できるだけ、というのが「収集」に掛かる機能なのではないかなと( ´ ▽ ` )ノ
ここで思ったのは、タスク管理ツールの「収集機能」は、先に挙げたユースケースのどちらにも当てはまらず、単純に「収集結果」の取り込みだけなので…
#gtdjp の収集に絞ったアプリとかあっても面白いかも。 トリガーリストを一問一答みたいな形式で流して、入力したタスクを任意のタスク管理アプリのINBOXに投げ込める様なの。
そこでこんなつぶやきをしてみた訳ですが、別にトリガーリストに限らず、GTDの収集をサポートするツールというのは地味に需要があるんじゃないかなと。
メールとかでタスク入力出来れば汎用的に使えるし…
また、ユースケースの1番に掛かる内容で、テキスト以外のINBOXへの取り込みもあると便利かもしれません。
具体的には「写真」の取り込み。
iPhoneとかに物理的に取り込むのは考えるまでもなく不可能なので、その代わりに写真を撮って納めてしまえばいいのでは?
「物」の整理とか文字で表すのが難しい物や、単純に文字入力が面倒な場合などに非常に便利な気がします。
- Evernoteなどに写真取り込む
- リンクを生成
- アドレス情報をタスクとして登録
現状のツールでそれをやろうとするとこんな感じの手順になるので、少々1ステップでやるには面倒かなと…
※というか、この手間かけるなら、後で「処理」するときにEvernoteのINBOXとタスク管理ツールのINBOXを同時にすればいいだけなので、2〜3の手順がそもそもいらない(^_^;)
という辺りで、「収集」フェーズに絞って考えたところでタスク管理ツールに欲しい機能はこんな感じになりました。
- (ツールのどんな画面からでも)ワンクリックで素早く入力できる。
- テキストだけじゃなくて写真もタスクとして登録できる。
- トリガーリストの表示の様な「収集」そのものをサポート出来る。