意志決定とGTD

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普段の仕事の中で、あたえられるタスクの多くは「目標」だけ明確で、そこに進むまでの道程は不完全だったりすることが非常に多いと思う。

例えば「○○の報告書作ってね〜。元になるデータは△△にあるからよろしくね!」みたいなタスクの投げ方で。

 

そこでどうやって、その目標にたどり着くかとか...

僕の場合は、できるだけGTD的なやり方で実践したいなぁと思ってはいるのだけど、最近あまりできてない感じがあるので、ちょっと振り返ってみたい。

 

大前提として、僕は所謂タスク管理システム的な物はプライベートと職場とは完全に切り離してる。

理由の一つは、仕事の情報とかが簡単に持ち出せないし、プライベートで作った情報なども持ち込むのが難しい状況というのもあるのだけど...

端的に、仕事は仕事の時間だけで終わらせて、プライベートの時間でまで考えたくないというところだったりはするw

 

GTDフロー ひとまず最初に書いた意志決定の話に戻ると...

 

タスク管理のシステムに入れ込む場合、GTD的なやり方としてはGTDのフローを回してそのタスクがどこにあるべきなのか?を分解する必要がある。

日次レビューとか週次レビューとか、そういう(時間とか集中できる環境とかが必要な)大きな枠であれば、悩むことは無く、GTDフローに従って粛々と処理していくだけの話になると思うのだけど...

 

ちょっと上司に言われたときに、このタスクをどうしよう?と考えたタイミングでは、少しGTD的では無い意志決定の方法の方が楽な気がする(^_^;)

 

主観なのだけど、所謂仕事術の本とかでは、割り込みを受けにくくする方法論は多いけど、割り込みを受けたときにどうするか?という方法論はあまり見かけない気がして...

 

GTDのフローを回すには、まずINBOXに入れる必要があって、INBOXを参照する(GTDのフローの開始タイミング)では、中に何が入ってるのかは気にせず順次処理をこなしていくことになる。

でも、単純に今入ってきた一つのタスクについては、自分の意識が向いている内に処理してしまいたいと思うので、僕はそういうときにはそれだけ処理するようにしている。

ここで、INBOXの処理周りが違うところが「GTD的では無い」になります。

 

もちろん、そのときに何か手を付けてるタスクがある(割り込まれたタスク)場合なら、「すぐやる」ということはほとんどないのだけど...

既に割り込まれた時点で、当初のタスクに戻る時間も必要になるのだから、割り込まれて意識が向いている方をさっさと処理しちゃう方が早いかなと。

仕事を投げてきた方にも、ある程度概要だけでも話してしまえば、後々で時間がたってから話しをするよりもわかりやすいし、何よりTATが早い様に見えるのは色々捗りますw

  • プロジェクト化して簡単に細分化
  • 人に投げられる物は投げてしまう
  • 急ぎの作業なら、その日のバッファに入れ込めるかちょっと考える
  • 急ぎではない作業なら粗めに先の予定に入れ込む
  • 若しくは、それだけINBOXに戻す(後で日次レビューで拾う)

口頭でちょっと伝えられる程度の作業なら、2分くらいあればこの辺りの細分化まで出来るので、意志決定手段としては良いんじゃないかなと(^_^;)

 

現実問題として、クローズリストだなんだと言っても、割り込んでくる人は割り込んでくるし(文句を言っても次回には忘れてる)、「申し訳ないけど緊急なんだ」と言われることは多いので...

自分のやり方を貫き通そうとして受けるストレスと、ちょっとシステムから外れたことについてストレス受けるのも変わらないんじゃないかなと。

どのみちストレスになるのなら、大枠の状態でINBOXに入れて塩漬けにしてしまうより、ちょっと細分化して処理しやすくする方がトータルではプラスなんじゃないかなという考えです( ´ ▽ ` )

 

まぁ、完全に毎回出来てる訳では無いし、もっと上手い方法論があるなら是非教えて欲しいわけですがw

 

 

東ラ研 タスク管理分科会 最後に自分がスタッフをやっている東ラ研タスク管理分科会の紹介ですが、来週11/19(土)にタスク管理分科会Vol.5を開催します。

今回のテーマは「レビュー」ということでGTDをベースにしたタスク管理方法の勉強会なので、今回の記事の様なお話とかをしたり聞いたりできるのではないかなと!

GTDを実践している方でも実践していない方でも役立つ様なタスク管理方法についてのシェアができればと、鋭意準備をしていますので、興味がある方は是非ご参加ください( ´ ▽ ` )ノ

11月19日 東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.5(東京都)
ライフハックの中でも極めて実用的な部類に入る「タスク管理」、この勉強会は仕事やプライベートで成果を上げるための方法、失敗しがちなポイント、そして実践方法やツールなど、これらに注目し参加者同士楽しく情報 ...
テーマは「レビューのやりかたをみつめてみよう」


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