さて、先日の記事で内容を割愛したLT内容についてです。
で、LTは一番手だったのですが、空気を読まずに「タスクシュート」の「T」の字も出さずにLTやりました( ´ ▽ ` )ノ
今回、静ラ研のテーマが「時間管理」だったことから…
どうやって時間を管理するのか?というところに焦点を置きました。
ここで、自分のタスク管理方法のベースはGTDなので、タスクシュートと絡めた話がなかなか出来ず…
また、はまさんの講演内容も予測できないことから、下手な内容をやるより、思い切って自分に出来るところで話しをしようと考えていました。
そこで、自分が普段タスクシュートに詰め込むときにちょっと考えているコンテキスト駆動の話を、その前提としているContext-Driven Testingの話を絡めて紹介することに( ´ ▽ ` )ノ
仮にベストプラクティスという言葉を”どんなものにも適用できるもの”と定義するなら、テストにベストプラクティスはない。”文脈や背景”を考え、それに最適な形で柔軟にテストを行うことが重要だ …
↑ IT(ソフトウェア)関係の記事なので、余り居ないかもしれませんが、興味がある方はこちらもどうぞ
先日の記事でもPDFファイルで上げていましたが、Slideshareに上げ直してみたので資料を再掲します( ´ ▽ ` )ノ
コンテキストという単語の意味について
まず、途中で挙手してもらったところGTDを知っている方が過半数だったようなので一安心したのですが、そのことについて知らない方が居たら困ることもあったため、その定義をさらりと紹介。
そこで、おそらく誰しもが一度は直面するであろう一つの問題があります。
「コンテキストって何をどう選べばいいの?」
# もしくは、今、何を選べばいいの?と。
とかく、自宅や職場に居るときは困ることは無いのですが、移動時間や待ち合わせの為の待ち時間など、所謂スキマ時間でどうすればよいのか、迷ってしまう事があると思うんです(^_^;)
で、実際の所、僕は今でも自分に100%合ったコンテキストを作れている自信はありませんが…
随時、適切な修正を加えながら突き進んでいくモノだと考えているため、それはそれで良いと考えています。
ですが、これが完全に出来ていない場合——先ほどの問題に直面したような時——に「私はタスク管理が出来てないんだorz」とむやみに挫折してしまう人も居るのではないかなと(^_^;)
# というよりも、自分がそうだったので、開き直るまでに多少の時間が掛かりましたw
Context-Drivenという考え方
Context-Driven Testingというのはソフトウェア関係の考え方ですが、一般化して応用することも可能な考え方の一つです。
例えば、大学で哲学の講義中、教授が『常に正直であること』の重要性を生徒たちに教えていたとする。そこに突然、刃物を持った強盗が押し入ってきて『Aはどこにいる! Aを出せ』と叫んだとしよう。そんなときも”正直であること”が大切だからと、Aの居場所を教えるのが正しいと言えるだろうか?
LTの資料にも入れましたが、このContext-Driven Schoolという考え方は、おそらくどのような事にも応用出来ます。
つまり、すべての条件、状況、目的に適用できるベストプラクティスなどなく、”背景・文脈に応じた臨機応変な対応”が大切ということだ
Context-Driven Task Management
そして掲題の話として、タスク管理に応用すると “Context-Driven Task Management” ということで現在の条件、状況、目的に適用できるベストプラクティスなどないので、”背景・文脈に応じた臨機応変な対応”をすることが大切という結論に至ります( ´ ▽ ` )ノ
実はその為にはいくつかの必要条件があって…
- ある程度時間の融通が利く状況
- 特定の状況で出来る事を整理出来ている
- 現在の状況について意識する
もちろん、期限に押し迫られている場合では、Context-Drivenに考える余裕がありません。
そして、特定の状況で出来る事のタスクリストが無いと、そもそも選ぶモノもありません。
また、これが一番難しいのですが、現在の状況にフォーカス出来ていないと、やはり何を選択して良いのかがわからないことになります。
この話は、今回LTには入れていなかったのですが、逆にContext-Drivenを意識することでこれが構築されていくのではないかなと(^_^;)
# 気楽にタスク管理に取り組んでもらいたいということから、敷居を上げるような「条件」の様なモノはだしたくなかった
ということで、気楽に取り組む為に…
- ちょっと時間の使い道に困ることも多いスキマ時間
- その前後の状況を考えて出来ることを実行(例えば移動時間)
というケースについてを「適当に」考えればいいという話をしたわけです( ´ ▽ ` )ノ
この話については、もう少し詰めて考えてみたいというところも合ったりするので、静ラ研レポートとは別に記事を上げました。
ていうか、先に書いておいて当日アップとかすればよかった…w