定点観測:Doingリストの話

今から4年以上前に書かれたこちらの記事

ゆっくりと動きながら高速でこなす、一流の研究者の Doing リスト | Lifehacking.jp
リストの作業は例外無く上から容赦なくこなしてゆき、発見できなかったものについては次に行なうべきアクションをリストに書き込んで、その日の会談は終わりました。
ほんの1時間程度の作業でしたが、この黄色いリーガルパッドが、私に非常に深い印象を与えました。

丁度4〜5年前はライフハック系のブログ記事などを読み出していた頃だったと思うので、おそらくリアルタイムに見たとは思うのですが、もしかしたら公開後しばらくしてなのかはしれません(^_^;)

 

今では当時どのように自分の作業を管理していたのか…まったく思い出せないわけですが、それでもこの記事を読んだときに「こういう仕事のやり方があるのか!」と衝撃を受けた記憶だけは鮮明です。

そこから現時点までに、何が変わったのかちょっと振り返ってみようかと( ´ ▽ ` )ノ

その後、Doingリストそのものについての詳細説明については、別途わかりやすい説明がされています。

今、そこにある未来:脳内バイパスを作る Doing リストの実践例 | Lifehacking.jp
記事を書いた時には、この教授のゆっくりとした動作と脳内のめまぐるしい思考のひらめきとを対比し、着実に「今」をこなしてゆく姿を書きたいと思っていました …

冒頭では、自分が衝撃を受けた記事ということで紹介しましたが、もし未読の方はこちらを参照してください( ´ ▽ ` )ノ

 

その後、GTDを初めとするタスク管理系の概念やTaskChuteなどの良ツールを知り、今ではそれなりにDoingリスト的な管理は出来ているのでは無いかなと思うわけですが…

実はDoingリストそのものよりも印象に残っているのは「ふと気づいた別の事」の処理の仕方でした。

 

作業中に、ふと思いついたタスクや出来事など、そのままでは忘れてしまい、こぼれ落ちてしまうことになりそうなモノを、しっかりと残しておくということ。

彼はちょっと顔を曇らせると「こんなところにあったのか…」とつぶやき、「でも今やっていることから離れるのはいやだな」と言ってリーガルパッドの方に、ディレクトリの情報をささっとリストの最後に付け加え、それまでやっていた作業を続行したのでした。

恥ずかしながら、当時は単純に書き留めておくということすらわかっていなかった気がします(^_^;)

 

その後、仕事の時のノートとしてリーガルパッドを使うようになったり、RHODIA#11を常に胸ポケットに常備するようにしていたり、PC前に居るなら適当(xyzzyのscratchなど)にテキストを残しておくなど、ちょっとしたメモを取ることが多くなりました。

一度、定例ミーティングの際に、言付かったか思いついたか…何気なくRHODIAにメモを取ったものをちぎって当時使っていた折りたたみ式の携帯に挟んでいたら、会議後に後輩に突っ込まれました。
自席に戻ったら直ぐやりたい事だったので、ポケットやノートなどに挟んでどこかにいってしまうより、常に自分の目の届くところに置いている携帯電話なら見つかりやすいだろうというアイデアだったのですが、その説明をしたらなにやら感心を得た模様w

 

本来のDoingリストとして、現在は職場ではTaskChute2を使っています。
おかげで、何のタスクをどのような順序でこなせば良いのかについては、全く意識せずに仕事をすることが出来ます( ´ ▽ ` )ノ

というか、そういうことを考えなきゃ仕事が出来なかった事すら、今こうして考えてみることで思い出したくらいですw

反面、上記の様なちょっと本筋と異なる「脇道」のタスクについて、メモを取ったり記録を残す頻度が下がっている気がします(^_^;)
# そもそも仕事が余り忙しくなくて割り込みなども少ないことが影響してるかも?

 

ということで習慣作りの一環として、ちょっと「脇道」のタスクがこぼれ落ちないよう、きちんと拾い集める事はもう一度意識しなおそう、と思いました( ´ ▽ ` )ノ