「25mのプールで息継ぎ無しに泳ぎ切れ」というのは、一般的にはかなり無茶な要求だと思いますが…
こと、仕事について、「一日8時間、休憩なしで仕事しろ」という無茶な要求は意外とあるものです。
…と、そこまできつい要求ではないですが、「就業時間の8時間、机にかじりついて仕事している奴は偉い」という様な声は良く聞きます(^_^;)
個人的には、これが冒頭の要求の様に聞こえる訳なのですがw
僕自身は掲題の通り「優先順位の高いタスク」として休憩時間を考えています。
これはもちろん、常にダラダラ仕事していて、いつ見ても遊んでるようにしか見えないという様な働き方という意味ではなく…
キチンと仕事をする時間・休憩する時間を定期的に取り、少しでも体力(?)回復してからやっつけにいく方が効率が良いと考えているからです( ´ ▽ ` )ノ
RPGゲームなどで、ボス戦の前などにHPなどを回復させるのと同じ感覚ですw
実際、休憩なしで働いているよりも、定期的にキチンと休憩を取って仕事をした方が効率が良いというのは…まぁ、実感としてわかるものではないかなと。
かつて、作業時間に制限のある(試験などで実機を使える時間帯が限られている)仕事をしていたときも、これは変わらず…最低でも90分単位くらいでは休憩を入れるようにはしていました。
丸一日…9:00から12:00で2セット。13:00から17:30で3セット。
たとえ上長に管理されて作業をしていたとしても、これを受け入れてもらえないことはありませんでした。
# 18:00から21:00 or 22:30で2, 3セットというおまけが着くことも多かったですが、上長も人間なので休憩したいという気持ちは理解してくれますw
現状はだいたい、一時間に一回程度自席を離れて休憩をしています。
デスクワークがメインなので、背中や肩・首回りに「重み」が来るので、軽い体操の様なモノでほぐす。水分を取る(これは、以外と机の上に飲み物を用意しているので、常に取ってる事も多いですが…)。目に疲れが来るので、目をつむって目頭を押さえてマッサージ(?)する。トイレなどの生理現象。あと喫煙(^_^;)
この辺りを休憩時のアクションとして実施しています。
# この時間に満たなくても、タスクの合間などで席を離れずに座ったまま、この様な休憩タスクを軽くこなすこともありますが…
一時間に一回くらいというのは、まぁ、取りすぎと言えるかもしれませんが…
作業をする上で、やはりそれくらいの所に目安として休憩があると、作業そのもののメリハリもでて良い成果が出るのではないかと思っています。
もちろん、集中して作業していて気がついたらそれ以上経っていたということもあるので、厳密に測っている訳でもありませんが(^_^;)
休憩をタスクとしてしっかり入れていることで、そこまでにあるタスクをこなすモチベーション(休憩というごほうびがある)をあげたり、 休憩を挟んで違う種類の仕事をするために自分の頭を切り換える為の時間として使う、など、文字通り「区切り」として意味のある時間を有効に使うことが出来ます。
これが、空いた時間=休憩と考えてしまうと、作業見合いで充分な休憩を取らなかったり、しっかりと頭を切り換えないまま(集中力が散漫な状態で)次の作業をしてしまったり…仕事の効率を下げる要因になってしまう事が多いです(^_^;)
この様に、休憩をしっかりと取ることは、所謂「余暇」というような余りの時間ではなく、次の仕事の為に自分のパフォーマンスを上げる為の「準備」のタスクです。
この様な「準備」のタスクは七つの習慣で言えば『第二領域』にあるので、やはり休憩の優先度は高いと僕は考えています。
この辺りのお話は…意外とライフハック系のブログなどでは書かれていない気がするのですが(見落としていたか気づいていなかった?)、こちらの書籍などでは結構似たようなお話が書かれていたため、今回ちょっと書いてみようかなと( ´ ▽ ` )ノ
# 冒頭のプールの話も、よくよく見返してみたらこちらに書いてありました(^_^;)