前回は単純に表示するだけの事をしたので、今回は実際のコマンドで表示を変えてみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
というか、第2回から置き去り続けていたls
の説明ですが…(^_^;)
↑ このフォルダには、第四回の時に作った画像ファイルが入っています。
このフォルダの中身をls
で表示してみましょう( ´ ▽ ` )ノ
# 単にファイルが色々あるところで表示弄りたかったので、このフォルダであることの意味は一切ありません
↑単純に表示するだけですが…
$ ls 24desktop01.jpg 24dir-mkdir.jpg 24term03.jpg 24desktop02.jpg 24term001.jpg 24dir-before.jpg 24term01.jpg $ $ ls -a . 24desktop02.jpg 24term01.jpg .. 24dir-before.jpg 24term03.jpg .DS_Store 24dir-mkdir.jpg 24desktop01.jpg 24term001.jpg
-a
というパラメータを追加することで、普段は表示されない.DS_Store
などの非表示ファイル(ファイル名が.
で始まる特殊ファイル)が表示されます。
# -A
オプションを使うと、.
と..
だけを除いて表示してくれるのでもっと見やすいのですが…なんとなくわざわざ大文字Aを打ち込むのがわずらわしくて僕は余り使いません。Shift押すだけなんだけどね。慣れれば全然問題ないですw
↑ 通常、Finderなどでは.
で始まるファイル名は保護されているため、表示されない&ファイル名変更も出来ないようになっています。
こういった特殊な非表示ファイルを見たり弄ったり出来るのはTerminal使いならではの特権でしょう( ´ ▽ ` )ノ
↑ ファイルの数などが変われば、ls
は表示する位置などを調整して見やすい表示をしてくれるように調整してくれます。
$ mkdir tmp $ mv 24term* tmp $ ls 24desktop01.jpg 24dir-before.jpg tmp 24desktop02.jpg 24dir-mkdir.jpg $ mv tmp/* . $ rmdir tmp $ ls 24desktop01.jpg 24dir-mkdir.jpg 24term03.jpg 24desktop02.jpg 24term001.jpg 24dir-before.jpg 24term01.jpg
ここで、ディレクトリ作ったりファイル移動したりしているのは、ファイル数の調整の為ですので余り気にしないでください(^_^;)
その辺りの操作が気になる方は 第三回(ファイル操作)や第四回(ディレクトリ操作) の記事も見てください( ´ ▽ ` )ノ
↑ 1行に1ファイルで表示 or 詳細な情報も一緒に表示
$ ls -1 24desktop01.jpg 24desktop02.jpg 24dir-before.jpg 24dir-mkdir.jpg 24term001.jpg 24term01.jpg 24term03.jpg
-1
オプションを使う事で、1行に一つのファイル名のみを表示することができます。
$ ls -l total 744 -rw-r--r-- 1 ks staff 56404 4 25 19:11 24desktop01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54717 4 25 19:12 24desktop02.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48540 4 23 22:02 24dir-before.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 55540 4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48652 4 23 22:03 24term001.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54093 4 25 19:14 24term01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 51710 4 25 19:13 24term03.jpg
同様に、1行に一つのファイル名ですが…詳細な情報を合わせて表示するのが-l
オプション(小文字L)です。
↑ちょっとディレクトリとシンボリックリンクを作って属性表示してみます。
$ ls -F 24desktop01.jpg 24dir-mkdir.jpg 24term03.jpg 24desktop02.jpg 24term001.jpg test/ 24dir-before.jpg 24term01.jpg testlink@ $ $ ls 24desktop01.jpg 24dir-mkdir.jpg 24term03.jpg 24desktop02.jpg 24term001.jpg test 24dir-before.jpg 24term01.jpg testlink
違いがわかるでしょうか?(^_^;)
ディレクトリとして作成したtest
は、test/
と末尾に/
が追加されています。
また、シンボリックリンクのtestlink
は、testlink@
と末尾に@
が追加されています。
↑ また、先ほどの-l
オプションと合わせて指定することで、表示される情報がもっとわかりやすくなったりします。
↑ 同様に-1
オプションと組み合わせ。
こんな感じで、複数のオプションを指定する際には、概ね大体のコマンドではオプションの文字だけ続けて記載することで組み合わせで認識してくれます。
「概ね」というのは、たまにそれが出来ないコマンドもあるということですが(^_^;)
ちょっと色々書きすぎた感があるので、本日はここまで( ´ ▽ ` )ノ
# 次回はls
のソート表示の説明をします