前回に引き続きls
の使い方を見ていきます( ´ ▽ ` )ノ
↑ Finderの表示を弄ってみました。
コレは名前順でソートして表示している訳ですが…この他にも変更日時でソートするなど、Finderでは色々な順序で並び替えて表示をすることが出来ます。
その様に、Terminalのls
でソート順番を変えてみるなどしてみようかと思います。
↑ 前回の画像の使い回しですがw
-l
オプションではファイルの名前順でソートして表示してくれるので、このままで良いわけです。
↑ こちらは逆順
$ ls -lFr total 752 lrwxr-xr-x 1 ks staff 4 5 12 10:55 testlink@ -> test drwxr-xr-x 2 ks staff 68 5 12 10:55 test/ -rw-r--r-- 1 ks staff 51710 4 25 19:13 24term03.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54093 4 25 19:14 24term01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48652 4 23 22:03 24term001.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 55540 4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48540 4 23 22:02 24dir-before.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54717 4 25 19:12 24desktop02.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 56404 4 25 19:11 24desktop01.jpg
-r
オプションを加えることで、逆順にソートして表示することが出来ます。
この様に、色々なオプションの組み合わせでls
コマンドの表示内容を変えることができるのです( ´ ▽ ` )ノ
↑ 日付順番とサイズ順番
$ ls -ltr total 752 -rw-r--r-- 1 ks staff 48540 4 23 22:02 24dir-before.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 55540 4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48652 4 23 22:03 24term001.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 56404 4 25 19:11 24desktop01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54717 4 25 19:12 24desktop02.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 51710 4 25 19:13 24term03.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54093 4 25 19:14 24term01.jpg drwxr-xr-x 2 ks staff 68 5 12 10:55 test lrwxr-xr-x 1 ks staff 4 5 12 10:55 testlink -> test $ $ ls -lS total 752 -rw-r--r-- 1 ks staff 56404 4 25 19:11 24desktop01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 55540 4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54717 4 25 19:12 24desktop02.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 54093 4 25 19:14 24term01.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 51710 4 25 19:13 24term03.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48652 4 23 22:03 24term001.jpg -rw-r--r-- 1 ks staff 48540 4 23 22:02 24dir-before.jpg drwxr-xr-x 2 ks staff 68 5 12 10:55 test lrwxr-xr-x 1 ks staff 4 5 12 10:55 testlink -> test
結構微妙な違いではありますが…
-t
オプションで日付順、-S
オプションでサイズ順に並べてくれます。
二回にわたってls
の説明をしてみましたが、憶えて欲しいと思う事が二点あります。
ls
は色々なオプションで表示内容を制御出来る- 色々なオプションで表示内容を制御出来るのは
ls
だけではない
後者については、今回ほとんど説明をしていませんが(^_^;)
結局のところTerminal.appのコマンドは、何かしらの入力を受けて何かしらの表示をするだけです。
そしてその表示内容は、ls
と同じ様に多種多様なオプションを付けることで少しずつ違う動きをさせることが出来ます。
もちろんそれぞれの動作はコマンド毎に違うわけなのですが…
基本的な使い方のイメージとしては、今回の様にls
で表示を変えて遊んでいるのとほとんど変わりません。
Terminal.appってなんか難しそうで取っつきにくい〜という風には思わず、適当に遊んでいればそれなりにきちんと表示してくれるものだと思って、ちょっと遊んでみて頂ければと( ´ ▽ ` )ノ
今回もls
のオプションなどについて全て説明はしきれていないので…
詳しい情報を知りたいというかたはman pageを確認して頂ければ。
OS-X向けだと英語しか情報が見つからなかったので Linux JM Project の物ですが日本語サイトも(^_^;)
# 次回はsed
で遊んでみたいと思います