Terminal使いへの道(7) - lsの使い方(後編)

前回に引き続きlsの使い方を見ていきます( ´ ▽ ` )ノ

↑ Finderの表示を弄ってみました。

コレは名前順でソートして表示している訳ですが…この他にも変更日時でソートするなど、Finderでは色々な順序で並び替えて表示をすることが出来ます。

その様に、Terminalのls でソート順番を変えてみるなどしてみようかと思います。

↑ 前回の画像の使い回しですがw

-lオプションではファイルの名前順でソートして表示してくれるので、このままで良いわけです。

↑ こちらは逆順

$ ls -lFr
total 752
lrwxr-xr-x  1 ks  staff      4  5 12 10:55 testlink@ -> test
drwxr-xr-x  2 ks  staff     68  5 12 10:55 test/
-rw-r--r--  1 ks  staff  51710  4 25 19:13 24term03.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54093  4 25 19:14 24term01.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  48652  4 23 22:03 24term001.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  55540  4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  48540  4 23 22:02 24dir-before.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54717  4 25 19:12 24desktop02.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  56404  4 25 19:11 24desktop01.jpg

-rオプションを加えることで、逆順にソートして表示することが出来ます。

この様に、色々なオプションの組み合わせでlsコマンドの表示内容を変えることができるのです( ´ ▽ ` )ノ

 

↑ 日付順番とサイズ順番

$ ls -ltr
total 752
-rw-r--r--  1 ks  staff  48540  4 23 22:02 24dir-before.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  55540  4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  48652  4 23 22:03 24term001.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  56404  4 25 19:11 24desktop01.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54717  4 25 19:12 24desktop02.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  51710  4 25 19:13 24term03.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54093  4 25 19:14 24term01.jpg
drwxr-xr-x  2 ks  staff     68  5 12 10:55 test
lrwxr-xr-x  1 ks  staff      4  5 12 10:55 testlink -> test
$ 
$ ls -lS
total 752
-rw-r--r--  1 ks  staff  56404  4 25 19:11 24desktop01.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  55540  4 23 22:03 24dir-mkdir.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54717  4 25 19:12 24desktop02.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  54093  4 25 19:14 24term01.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  51710  4 25 19:13 24term03.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  48652  4 23 22:03 24term001.jpg
-rw-r--r--  1 ks  staff  48540  4 23 22:02 24dir-before.jpg
drwxr-xr-x  2 ks  staff     68  5 12 10:55 test
lrwxr-xr-x  1 ks  staff      4  5 12 10:55 testlink -> test

結構微妙な違いではありますが…
-tオプションで日付順、-Sオプションでサイズ順に並べてくれます。

 

二回にわたってlsの説明をしてみましたが、憶えて欲しいと思う事が二点あります。

後者については、今回ほとんど説明をしていませんが(^_^;)

 

結局のところTerminal.appのコマンドは、何かしらの入力を受けて何かしらの表示をするだけです。

そしてその表示内容は、lsと同じ様に多種多様なオプションを付けることで少しずつ違う動きをさせることが出来ます。

もちろんそれぞれの動作はコマンド毎に違うわけなのですが…
基本的な使い方のイメージとしては、今回の様にlsで表示を変えて遊んでいるのとほとんど変わりません。

 

Terminal.appってなんか難しそうで取っつきにくい〜という風には思わず、適当に遊んでいればそれなりにきちんと表示してくれるものだと思って、ちょっと遊んでみて頂ければと( ´ ▽ ` )ノ

今回もlsのオプションなどについて全て説明はしきれていないので…

詳しい情報を知りたいというかたはman pageを確認して頂ければ。
OS-X向けだと英語しか情報が見つからなかったので Linux JM Project の物ですが日本語サイトも(^_^;)

# 次回はsedで遊んでみたいと思います