居着くことと地に足をつけること

僕が習っている合気道の師範が言うには「居着いては駄目だ」と。

僕自身も未だに理解出来ているとは言い難いのですが…
よく言われる「地に足を付ける」という言葉と、何が違うのか?

合気道の話としてではなく、一般的な話として少し考えてみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ

例示として、こんな状況を考えてみます。

肩幅程度に足を広げ直立不動の姿勢を取っている(所謂「休め」の姿勢)。 不意に後方から、右肩を強くおされた。 反射的に右足を前に出し、バランスを取って倒れる事を回避した。

そりゃそうだ、と思われると思うのですが…

肩幅程度に足を広げ直立不動の姿勢を取っている(所謂「休め」の姿勢)。 不意に後方から、右肩を強くおされた。 とにかく「休め」の姿勢を崩さないように頑張った。 結果、バランスが崩れて見事に地面へ崩れ落ちた。

無意味に姿勢を維持することに拘って、最終的な結果が得られない。

 

こうして見ると明確で、んなわけねぇ、という人もいるのですが、意外と仕事の面などでそういう事に拘る人は多い様な気がします。

 

 

ただ、この辺り、個人的には良い面も悪い面もあると思っていて…

仕事で書類のチェックをする場面などで、ちょっとした疑問があった時にそれを伝えると、 その疑問に対する答えをちゃんと回答して欲しいわけなのですが…

「わかりました。直します。」とノータイムで反応する人も居たり。

…いや、まだ何も言ってないから…orz

 

自分なりに拘っているところなどがあれば、そこは地に足を付けてきちんと説明してもらえれば納得することもあるのに。

もちろん、逆に自分の意見に拘りすぎて、周りの意見に耳を貸さない様な居着いた状態であるのも問題だと思います。

 

この辺りのバランス感覚(何処までが地に足を付けていて、何処までが居着いているのか)とか、結構重要そうな気がするのですが、未だ明確に言葉で表すのが難しい(^_^:)

まぁ、こちらの伝え方の問題でもあるのだろうけど…