大きな流れの中の今日のこと
時間はただ流れているので、その一瞬を切り取れば、それが『今』になります。
ただ単に『今』だけにフォーカスしてしまうと、そのことを忘れてしまいかねないので、先日の記事では、昨日〜今日〜明日と確認するようにしたいなぁと思っていたことを書いたわけですが…
そもそも明日ってだけじゃスパンとして短すぎると、はてブ経由でコメントを頂いて気づきました(^_^;)
レビューの粒度
GTDなどで上から下にブレイクダウンして今日のタスクを決める方式のタスク管理手法では、それぞれの粒度でタスクのレビューをすることが決まっています。
期間による粒度分け
GTDの場合「週次レビュー」という単語が良く知られているのではないかなと。
で、更にその他に「より高い視点から眺める大局的なレビュー」というものが定義されています。
これは、月次/四半期/年次など、タスク管理を実施されている方はそれぞれ適切な期間を置いてレビューをしているように思います。
高度による粒度分け
GTDでは6つのレベルの高度モデルという形で示されています。
高度 | 概要 |
---|---|
5000メートル | 人生 |
4000メートル | 3-5年後の構想 |
3000メートル | 1-2年後の目標 |
2000メートル | 責任を負っていること |
1000メートル | 現在のプロジェクト |
0メートル | 現在の行動 |
当然ですが、高度3000メートル以上の1年以上後の事を毎週の様に構築し直すのは、大変すぎて現実的では無いので、それなりの期間を設定して見直すことになるのかなと(^_^;)
この辺りの粒度を、必要な期間を横軸に、高度をそのまま縦軸に、それぞれ取った二次元の分布図の様に考えると正比例する関係になるのではないかなと思います。
今日は点でしかないし、明日もただの点
で、分布図として見た時に、今日も明日もただの点でしか無いような気がするわけです。
要するに明日ってだけ見ても、狭すぎて色々と把握しようとするには足りないということに気づいた(´・ω・`)
定期的なレビューの観点で、先に挙げた「期間」ベースのレビュー頻度では、おそらく週次レビューがもう少し広い観点での次のレビュー頻度になります。
で、あれば、やはりその観点——週次レビューで考える高度——での確認結果を踏まえて「その日」の行動を考える必要があるという事になります。
ということは、昨日〜今日〜明日という頻度ではなくて、昨日〜今日〜今週(来週?)位の頻度で確認した方が良いということになりそうです( ´ ▽ ` )ノ
大局的な流れの中から今日にフォーカスするためにどうしようかな〜と考えていたのに、結局フォーカスしすぎてて視野が狭くなりすぎてたなぁという話w
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