死ぬ気でやる

「死ぬ気でやれよ。死なないから。」

って、良い言葉だとは思うのだけど「死なない」ってわかってるんなら、その気分は「死ぬ気」では無いじゃない。

と思う程度に天の邪鬼です( ´ ▽ ` )ノ

 

「死ぬ気」ってどういうことなのかなぁとちょっと考えてみました。

頑張らないといけないこと?

そもそも、そういう言葉が出てくる文脈では、大概の場合は「死ぬ気」で頑張るという事を諭す文脈であるような気がします。

こうなると、要するに現時点の自分の状況に対して、「死ぬ気」で何かを積み上げないと行けないという観点になる。

 

そうすると、上を見るとキリがないという事があるように、自分がどれだけ積み上げればいいのか、見果てぬ先を見通さなければならない気がして、より凹む事になる気がします(^_^;)

 

頑張らなければ死ぬ?

極論ですが、本当に力が出る場面は追い詰められた時だと思うのです。

 

では「頑張らなければ死ぬ状況」って何?

 

今、普通に仕事をしている。

たいした仕事ではないし、自分が出来る事を出来る様にこなしていれば、時折残業が必要はあったりするけど、それでも大体毎日定時には帰れる。

特に大病を患っている訳では無いし、最近ちょっと身体がだるい気がするのは、たぶん季節の変わり目だから。

取り立てて特技という程秀でた物がある訳では無いが、たまに趣味を楽しんでみたり、(仕事以外の何かしらの分野で)将来こうなりたいと思う夢がある。

一日一日が、大きな充実感だったり、その反対な挫折感などを感じる事も無い。

時折、ああ平凡な人生だなぁと思うけど、ドラマのような非日常を望んでいる訳では無い。

 

ひとまず、そういう状況に居る、と想像してみます( ´ ▽ ` )ノ

# ここでは、本当にそうであるかどうか、というのは考えません。純粋に想像するだけです。

 

さて、この状況では「頑張らなければ死ぬ」事はあるのでしょうか?

 

おそらく、これで「ある」と答えられた方がいれば、僕より想像が豊かなのでしょうorz

 

僕にはちょっと思いつきませんでした(^_^;)

 

頑張っても死ぬ

さて、先ほどの状況から一転、仕事を辞めてみましょう。

※あくまで想像の話です

 

当たり前ですが、給料なんてものは手に入りません。

その他に、収入を得る方法がある?であれば、それも辞めてしまいましょう( ´ ▽ ` )ノ

※さらに、生活保護とかそういうセーフティネットの話は、ここでは考えないことにしましょう

 

こうなればタイムリミットは明確になります

 

今、手元にある現金・預金・その他資産(売れる物があれば売ればお金に出来る)が無くなったとき、生活費の支払いが滞ればそこまでです。

 

なんだかんだで毎月10万円ほど掛かるとして、預金が120万円あるとしましょう(計算が楽なのでw)。

さて、残されたタイムリミットは12ヶ月=1年です。

 

もちろん僕は死にたくはありません。

それでも、この12ヶ月で、何か一つ成し遂げたいことがあって、それに向かって頑張るとき。

これは「死ぬ気で頑張ってる」感じがします。

 

でも、これでは幾ら頑張っても、タイムリミットが来れば、その先はありません。

 

頑張らなければ死ぬ

この例え話を、大きな病気を患った場合にしてみましょう。

治療やリハビリなどに専念すれば治る可能性が充分にあります。

 

この時、それ以外の事に専念するという選択をする人は稀でしょう。

この場合は文字通り「頑張らなければ死ぬ」訳ですから、「死ぬ気で頑張る」状況になっているはずです。

 

もし自分がそういう状況に居ると想像し…

そこでどれだけ頑張らなければいけないか、それをこれまた想像し…

 

何か自分が打ち込みたいと思っている事に対して、それと同じ様に努力する。

 

たぶん、それが「死ぬ気でやれよ、死なないから」という言葉の意味なのではないかなと( ´ ▽ ` )ノ

 

死ぬ気を応用する

「成功した人は、大概大きな失敗や挫折を経験している」というような文言は、所謂自己啓発書などではよく見かけます。

それでも諦めないから成功するというような文脈だったような気がします(^_^;)

 

そうして「死ぬ気で頑張った」という体験をし、それを元に事業などに応用して「死ぬ気で頑張った」結果が成功である、というのはわかりやすい話になるのではないかなと思います。

とはいえ、そんな経験を喜んで引き受けたいとは、少しも思わないので、こうして想像上の話でシミュレーションをするわけです(゜¬゜)

 

それだけでも、一度で良いからシミュレーションしてみるだけで、何となく自分が持っている意識が変わる気がします。

「自分は今頑張っている。でも、これと同じだけの努力をしていて、努力をしなければ死んでしまう状況で、自分は生き残れるのか?」と自問自答をするだけの余裕は、どんなに辛い状況にいても持っているはずです。

 

そういったことを意識していれば「死ぬ気で頑張る」ということが、自然と自分の中で結果と結びつけられるようになるのではないかなと思うわけです( ´ ▽ ` )ノ

 

 

タスク管理分科会のおしらせ

さて、ただいまタスク管理分科会では、次回開催の参加者を大絶賛募集中であります( ´ ▽ ` )ノ

7月21日 東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.8(東京都)
今回の分科会のテーマは
・自分にとって第二領域のタスクは何か?
・第二領域のタスクを、如何に日常生活の中に取り入れ習慣化させるか?
の二つです。


今回は、7つの習慣の「第二領域」にフォーカスし、今の自分を見つめ直すことを目的とした勉強会にできるのではないかなと!

是非、ご興味のある方は(無くてもOK)ご参加頂ければと思います( ´ ▽ ` )ノ