僕のタスク管理の成り立ち

東ラ研タスク管理分科会の@Moyoriさんがお題が出していたので、これは乗らないわけにはいかない( ´ ▽ ` )ノ

お題:あなたのタスク管理が大きく変わった瞬間を教えて下さい - このまま一生β版
このブログでタスク管理を中心に記事を書き始めて2年くらい、タスク管理を意識的に始めて5年ほど経ちましたが、あの時から大きく変わったな、と感じるポイントが何度かありましたのでそれらについて紹介したいと思います。

「タスク管理」と出会う前

実際、全然何も覚えていないのです。

 

恐らく全て記憶に頼っていたか、その都度やりたい事だけをやると言った形だったのではないかなと…

結果として自分が何をしてきたかすら、わからない状態になった訳ですorz

 

仕事の面ではそもそもプロジェクトとしての目標から実際の作業予定に分解され、それらを管理するための課題管理表や日報による報告など、そうした部分を補うものが業務内容として与えられていたので特に問題にはなりませんでした。

基本的には割り当てられた作業に集中し、それを終わらせたら次の作業を確認し、その作業にまた没頭する。その繰り返しで仕事が構成されていました(^_^;)

 

思えばすでにこの時期から全体的に俯瞰しつつ、行動に集中するという考え方を持っていたような気がしないでもないのですが、それでも「与えられた」仕事をこなすことで、そのプロジェクトそのもの完全性——本当にそこに書いてあるものだけで全てが賄えるのか?——についての不安を持つことが多々ありました。

それらの全ては他から与えられていたものなので、自分でコントロールできていないことへの不安があったのでしょう(^_^;)

 

BugTracking→IssueTracking

ソフトウェア開発の上では、バグ修正と機能追加はまったく性質の異なるものですが、ソースコードの管理という面では同じような変更管理という管理単位で一纏めになります。

# 前者はこれからやることの管理、後者はやった事の結果の管理のようなものですが

それらをTrackingする為のシステムは色々とあって、業務上ではその恩恵に預かれることはほとんど無い(使っていなかった)ので…

 

勝手に個人的に使うために、職場のソースコード管理システムとリンクする管理システムを立ち上げました__ \ノ’∀ン ヒャッホウ

 

この時に使ったのはCVSTracという物でしたが、その中で、バグ修正と機能追加というそれまで別のものと考えていたものは、一つのIssueとして汎用的に捉えられるということを覚えました。

# それはやがて「タスク管理システムに全てを任せることが出来る」という考えに昇華されることに

まぁ、それで業務効率が上がったとかの夢のような話は全くなく、相変わらずデスマーチを踊り続ける生活が続いたのですけどw

 

Lifehackとの出会い

それから暫くして、幸運にも余裕のある仕事に回され、若干暇を持て余すようになり始めました。

その時に、色々とWeb上を見ていた際にLifehackという言葉を知り、関連する情報を探したり、メモ帳にRHODIAを使い始めて見たり、落書き用のノートにリーガルパッドを使い始めて見たり( ´ ▽ ` )ノ

# この時はでも、文具系の記事とか見るのがメインだった気がする

 

GTD + R (Getting Things Done + RHODIA) (eXtreme Gadget (エクストリーム ガジェット) ポケットに入るアジャイルな究極の小道具)
GTDとRHODIAを使ったタスク管理をミックスすることで、新しい手法を考えました。 それが、「GTD + R」(GTDプラスR)です。

↑ GTDを知ったのもこの頃です。

 

で、何と無く手帳が欲しいな、と思い始めるに至ります。

高校生くらいの頃にはシステム手帳にバイトの予定とかを書いていた気がするのですが、当時は持ってなかった(^_^;)

# 携帯のカレンダー機能とかで十分だったので

 

そしてその時に手帳売り場でフランクリンプランナーを見つけて買ってしまった訳です(^_^;)

それから七つの習慣などの本を読んでみたりすることになるので、今思う「タスク管理」という言葉との出会いはフランクリンプランナーだったということになります( ´ ▽ ` )ノ

 

実践は難しかった

暫くしてから、自宅のメインPCをWindows機からMacに変え、色々な作業環境を整備し始めるようになりました。

 

2007年頃だったと思いますが、当時は今ほどオンラインのサービスなどの情報も多くなく、割合早い時期にはOmniFocusに辿り着いていました。

で、高いお金を出したのだから使いこなさねば、という貧乏根性から使い込むようにw

 

とはいえ、自分一人で考えるのには限度もあるし、まだまだWeb上の情報も限定的だったので、次第に煮詰まるように(^_^;)

そうしたころ、とあるイベントを見つけ、すぐに参加を決めました。

7月17日 Lifehacking.jp GTD セミナー: iPhone とモレスキンで GTD システム作り(東京都)
GTD の仕組みや考え方は理解したのだけど、まさに現場での実践の仕方で迷うことが多い。iPhone や紙の手帳のようなツールで GTD を実装するための方法について知りたい。

今では色々なサービスの情報はWeb上に溢れているし、オフラインでの活動も何を選べばいいのかから悩めるという程に贅沢な状況なのですけどねw

まだ東京ライフハック研究会もなかった頃でした。

# 丁度このイベントの二週間後が第一回の東ラ研開催だったので一足早かった

 

今にして思えば、このイベントは参加者の方々も非常に豪華だったのですがw

 

色々な考えに触れる

その後、東京ライフハック研究会への参加や、タスク管理分科会のスタッフとしての参加に繋がることに。

その中で様々な人の考え方に触れたり、それについて自分で考えて見ることで、更に自分の考えを深めることができるという機会がどんどんと増え…

 

今に至ります( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

 

…あっさりすぎ?(^_^;)

 

この辺りの話は、色々とありすぎて自分でも整理がつかないのと、少なくとも2010/09以降は思った事とかはこのブログに書いてる気がするのでいいかなというか…

 

書いてみて気づいたのですが、もしかしたら Lifehacking.jp のイベント以降、実は自分のタスク管理のやり方は大きく変わっていない気がします。

# やり方は変わらず、とてつもなく深堀りはしていると思うけど

むしろ、まだまだ色々な方向に考えを広げるべきだという思いは、今でも変わらず抱えてて居て、自分のタスク管理のやりかたはまだまだ発展途上というか、このまま一生β版なのではないかなと思っているわけです( ´ ▽ ` )ノ

 

 

タスク管理分科会のお知らせ

そんな訳で…

11月18日 東京ライフハック研究会 タスク管理分科会Vol.9(東京都)
ライフハックの中でも極めて実用的な部類に入る「タスク管理」、この勉強会は仕事やプライベートで成果を上げるための方法、失敗しがちなポイント、そして実践方法やツールなど、これらに注目し参加者同士楽しく情報共有できる場です。

↑ 今週末に開催予定となりましたが、まだまた大絶賛参加者募集中であります( ´ ▽ ` )ノ

僕自身がオフラインのイベントに参加して色々と考える事が出来たというのもあるので、こうして勉強会の場で色々な方の色々な考えに触れるのは非常に刺激になります。

 

特にタスク管理に絞った話題でコアな話が出来る場は非常に少ないので、興味がある方(マニアックな方はもちろん、初心者の方にも声を大きくして言いたいくらい)には是非おすすめしたいと思っております__ \ノ’∀ン ヒャッホウ