サンフランシスコ時間で1/31 18:00頃、日本時間では2/1の11:00頃でしょうか。
待ちわびていたOmniFocus2の発表(≠発売)がありました。
仕事の合間にちょこちょことニュースなどはチェックしていたのですが、余り細かい情報は出ていなかった様な...
ひとまず気になるところを少し纏めてみたいと思います。
↑スクリーンショットなども掲載されていて、こちらのサイトだとわかりやすい気がします
↑ その他、速報的&ざっと見るには短くまとまっている気がします
↑ パブリックテストは完全に公開された形で開始になるらしい
※本記事公開直後に公式ブログの更新に気づいた為、当初の内容より一部修正をしています[2013-02-02 2:15]
操作感などについて
これについては事前情報にもあった様に、iPad版での操作感がMac版にも搭載される様です。
Ars Technicaの記事に掲載されているForecast(予測)画面のスクリーンショットからも、現在のMac版のイメージは残しつつもiPad版に非常に近い画面になっている(サイドバーとツールバーに分かれていた操作メニューが、概ねサイドバーに統一されている)様ですね。
タスク(プロジェクト/アクション)の管理だけなく、スケジュールなども含めた総合的な管理(iCalと連携)がOmniFocusだけで出来そうで、非常に作業が捗りそうな画面構成です。
ただ個人的には、現状のMac版での一覧性(プロジェクト/アクションについてコンテキストは元より、期限などの細かい情報も見える)や、入力時に一気に入力出来る点が損なわれてしまわないか、ちょっと心配はあるのですが...
# iPad版で出来ることならiPadでやればいい、と思ってしまうのです
気になる発売の時期は?
明確な時期については記載を見つけられなかったのですが...
現在プライベートベータテストを実施中で、その後パブリックなベータテストに移行する予定とのこと。
全体として今年の前半(in the first half of this year)にユーザからのフィードバックを受け、今年の後半には最終リリースということは...実際に発売されるまではまだまだ時間が掛かるということですね。
# he hopesとも書いてあるので、前半にフィードバックを「したい」という程度かも
これは本当に待つしか無いのですが、OmniFocus2の発売まではOmniFocus1は無料で使えるので、他人にお勧めするにはまだまだ良い時期が続くのかもしれません。
Standard版とPro版の違い
今回発表された中で、ちょっと驚いたのはStandard版とPro版の二種類のラインナップが用意されると言うこと。
Standard版はPro版の半額($39.99と$79.99)でパースペクティブのカスタマイズ機能とAppleScriptサポートが搭載されません。
後者はともかく(AppleScriptは確かにバリバリカスタマイズしたいProっぽい機能と言えるので)、前者のパースペクティブ周りはMac版を使う上での大きなメリットと思っていたので、この辺りは正直ちょっと痛い感じが...
ただ、自分の現状の使い方を考えるとパースペクティブはそんなに弄ってない気がするので、意外とこの機能を必要とするユーザが多くないというのは言えるのかも。
# Standard版でもそれなりに高価なのは変わらず、これからOmniFocusを買いたいという方にどちらをおすすめするのかの判断が難しい...
既存ユーザのアップグレードコストは?
公式ブログに記載されていますが、OmniFocus1ユーザはStandard版$19.99/Pro版$39.99でのアップグレードが出来るとのこと。
個人的にはAppStoreでアプリケーションの管理が纏められると嬉しいのですが、返金などの手続きが難しいらしく、これを利用するにはダウンロード版になりそうな...
また、学生向けの価格や、この発表以降、OmniのオンラインストアでOmniFocus1を購入した方は無料でアップグレード可能などの記載もあるので、これからOmniFocusを購入しようとする方も安心出来るのではないかなと。
From now on, anyone who purchases OmniFocus 1 from our online store will receive a free upgrade to OmniFocus 2 when it ships.
因みに、先日公開されていたOmniFocus1の無料ライセンスですが、今後は利用出来なくなります。
もしOmniFocus1を試用している方で、これからも使っていこうと思われる場合はダウンロード版での購入がお勧めですね。
↑ 発売までではなく「今回のイベントまで」と記載されているので...
なにはともあれ、OmniGroupからの発表が済み、これからパブリックテストなどに移行していく事になるので、その経過とともに色々と情報が出てくるのを楽しみにしたいところです。